知能が後天的に低下

きおく

2009年10月07日 14:38

「痴呆」の狭義の意味としては

「知能が後天的に低下した状態」の事を指しますが

医学的には「知能」の他に「記憶」「見当識」の障害や

人格障害を伴った症候群として定義されます

従来非可逆的な疾患にのみ使用されていましたが

近年正常圧水頭症など治療により改善する疾患に対しても

痴呆の用語を用いることがあります

単に老化に伴って物覚えが悪くなるといった現象や

統合失調症などによる判断力の低下は

痴呆には含まれません

逆に頭部の外傷により知能が低下した場合などは

痴呆と呼ばれます